平湯 めでた
平湯 めでた
「池の汀の鶴亀は。
蓬莱山も餘処ならず。
君の恵ぞありがたき。
君の恵ぞありがたき。
この酒は、天の岩戸で、湧く泉。
湧く泉。天の岩戸で、湧く泉。
はあー、
めでた めでたーのー 若松様
枝も栄える 葉も茂る(しゅげる)
はあー、
おまえ百まで、わしゃ九十九まで、
共に白髪の生えるまで
はあー、
これの館は、めでたいー。
館やーえー、鶴が御門に巣をかけた、えー
あっそりゃー、そりゃーと」
先日、国府町でのある会合で、平湯めでたを、唄わせていただきました。
師匠の「三蔵庵さん」の大御主人さんに教わり、一夜漬け状態でしたが、
何とか、役目を果たせました。ありがとうございました。
飛騨地方の宴席では、この「めでた」が出ないと、無礼講にならず、席を離れ酒を交わすことはできません。
昔からの文化の伝統とは、良いものです。